1年半乾燥クヌギ薪の含水率
1年半(18ヶ月)乾燥と半年乾燥(6ヶ月)のクヌギの含水率を比較した。
そもそもクヌギは比重が0.86もあり、とても優秀な薪だ。
こんな素晴らしい薪はしっかり乾燥させて焚いてやらないと勿体ないだろコノヤロー!!
この薪ブログでは薪の乾燥過程について色々と調べていきたいと思っている。
薪ストーブ初心者である自分の最も謎に包まれた部分がそれだからだ。
では早速本題↓
今シーズンの正月に焚いてやろうと思っている現時点で18ヶ月乾燥のクヌギだ、
ただかなり大割サイズのものがあったので、コレはちょっと乾燥が甘いのではないか?と気になっていた物を、今日半分に割って含水率計をぶっ刺してみた。
1番長い辺だか、一辺15㎝となかなかのサイズ感、、、不安になるの分かるでしょ?笑
因みに上の写真は撮り忘れて割った後からくっ付けて撮り直している。
そして割った中身にぶっ刺してみると↓
ありがとうござます18%!合格
乾燥期間18ヶ月
これだけのサイズでこの乾燥具合はやはりクヌギは噂通り比重が大きいのに乾燥しやすいのでは?
と思って、半年乾燥のクヌギを引っ張りだしてきて測る事にした。
↓薪棚から同じぐらいのサイズの薪は引っ張りだしてこれなかったから、少し小ぶりだかそれでも長手の一辺が12㎝の大割サイズだ。
半分に割って測ってみると、、、、
34%!!全然乾いてない!!
密かに20%台を期待していた自分が恥ずかしい笑
やはり堅木は1年半〜2年以上と言われる先人の経験則は正しかった。
今回の検証で1つの仮説を立ててみた、
34%−18%=16%
18ヶ月−6ヶ月=12ヶ月
16÷12=1.33
もしかしたら、自由水が抜けて含水率が40%弱になったクヌギの内部含水率は1ヶ月当たり1.3%ほどづつ下がっていってるのかもしれない。
あくまでも仮説だ、そもそも割るサイズや薪棚の環境によっても変動するだろうし、またまた一本ずつ取り出した薪を測ったところで余りにも統計値にはなり得ない。
しかしこれは1つの事実であり一例にはなるわけだ。
このクヌギを焚くのは元々来シーズンの予定だったから焚く頃には乾燥期間が18ヶ月を越える事になる。今シーズン終わりの4月と、また来シーズン直前の10月に薪棚から一辺12cm以上の薪を取り出して測り直してみたい。
乾燥過程がとても気になる、半年→1年→1年半→2年と、どういう過程で含水率が下がって行くのか見て行きたい。
ではまた次回