後付けダンパーの取付けとその効果
ダンパーを取り付けた
こんばんは薪ブログです。
以前よりブログでダンパーの取り付けをチラつかせていたが、2週間ほど前にダンパーの取り付け作業をした。
煙突の組み合わせの変更もその時に同時に行った。
変更前と変更後の写真だが、ドラフトスタビライザーの付いているシングルTを上側にした↓
変更前↓
変更後↓
何故こうしたかと言うと、シングル煙突からの輻射熱の恩恵をより受ける為だ。
以前の記事でも書いたが、ドラフトスタビライザーを開けると、そこから上の煙突は室内の空気が入って冷やされる。
せっかくシングル管からの輻射熱の恩恵を受ける為にあえて煙突下部はシングル施工しているのにその距離が短いのはもったいないからだ。
この組み替えの為に伸縮シングルを40mmカットしている。(サンダーでカットした)
入れ替えてみての感想はやはり暖房性能はUPしたと実感している。シングル管から高温の輻射熱を放つ距離が2倍になったのだから当然だ。
そしてダンパーの施工の話しに戻るが、取り付けた状態はこんな感じ↓
全閉した状態でも適度な隙間がある事が写真で分かると思う。
さて、
実際にダンパーを取り付けての感想だが、、、、
やっぱりダンパーがあった方が楽しいし燃費は良くなる。
現在の我家の煙突はドラフトスタビライザー&ダンパーという欲張りな排気コントロールが可能な状態になった。
★オーロラは現れるようになったのか?
オーロラは余裕で出ます!
が、やはりオーロラ燃焼は不完全燃焼をおこして発生させる鑑賞用の炎なので日常ではあえてやりません。
ダンパーを付けてから自分がやってる焚き方を動画で紹介します↓
動画の状態は、熾を沢山炉内に敷き詰めてから薪を2、3本入れてダンパーを閉めてるのですが、透明度の高い炎からしっかりと2次燃焼してる事が伺えると思います。そして炎がスローモーションでめちゃくちゃ綺麗です。
勿論ストーブ温度も下がりません。
この炎はスローではありますがオーロラ燃焼では無いですよね、
コレを私はスーパー2次燃焼と名付けました笑
但しこの焚き方もコツが必要なのでいつもやる訳ではありません。日々暖房器具として使っている薪ストーブでコツが必要な焚き方をいつもやってる時間はありません笑
休日の朝等、時間がある時に楽しんでます❤︎
ダンパーを付けてからの日々の焚き方を以下に紹介します↓
①焚付け↓
②煙突根本温度300度以上でスタビライザーを開けて巡航運転↓
③室内温度が上がるまで適度に追加薪↓
④室温が上がって全て熾になったらダンパーを閉める
こんな感じです。
ダンパーを付ける事で燃費が良くなるというのは薪が長く燃えるのでは無く、熾が長持するという事です。
結果、追加薪が1回~0.5回分は確実に減ったと思います。
コレって何気に凄い事で、1日当たりの追加薪が3本減ったとして、厳冬期の12月〜2月だけで換算すると約90日です。3本×90日で270本の薪の消費が減るという事です。270本と言えば約0.5㎥ぐらいでしょうか?
ストーブを焚くシーズン全体(11月〜4月)で考えると更に消費量は減ると考えてよいと思います。
日々の使用でダンパーの恩恵を最も感じるのは
排気が最小限に絞れられる事で熾の寿命は確実にUpするし、外気導入の無い我家の環境で隙間風の循環も最小限になる事で本当に部屋の暖かさが持続します。この点は完全にドラフトスタビライザーの上を行きます。
巡航運転はオートマチックなドラフトスタビライザーに任せて、熾の持続と部屋の保温はダンパーが良い仕事をしてくれるという感じ。
我家の排気システムは最強になった!ダンパー取り付けは大正解だったと思います。
今度イスラによるオーロラ燃焼の動画もUPしますね
ではまた次回