薪のカビ問題と対策【その5】
薪のカビ問題のシリーズも5記事目に突入です
長い!!
こんなに長くなるとは、、、
そしてこのシリーズはまだ続きます、
なぜなら結果が出るのが今年の秋だから笑
春までのシリーズは今回が最後になります
、、、たぶん笑
赤いカビの無いべっぴん薪を作るために今シーズンの薪作りから新たに導入したwood bagを使った薪の乾燥方法の紹介ですが、この乾燥方法は広島の薪屋さんのブログを参考にしてるのでそちらのブログを見た方が詳しく載ってるので紹介します↓
★今回自分が行った方法を簡単に紹介すると↓
①ウッドバッグの下に敷くプラパレを二重にして設置。
↓
②ウッドバッグに薪を積める(ランダム積み)
↓
③薪が入って自立したウッドバッグに塩ビパイプVP13で作った支柱を建ててヒートカバーの骨組みとする。
↓
④ヒートカバーをかける
↓
⑤ヒートカバー上部に換気用の穴を2つ開ける
↓
⑥ハウスパッカーでヒートカバーと支柱を固定する。
完成
結構高く積み上がるので、↑上の写真のような台が無いと最後の方は厳しい。
★ウッドバッグ&ヒートカバーによる薪乾燥の利点↓
(完全に請け売りですが)
■約半年で上部15%、下部20%程度まで薪が乾燥する。
■ヒートカバーをかける事で温室効果が生まれて夏場ではカバー内の温度が60℃以上になり、尚且つ雨に濡れない。
■薪にカビや虫が付き難く、綺麗な薪が出来上がる。
■薪棚を作る必要が無いから安価に薪の乾燥が行える。
↑などの利点があります。
★悪い点↓
■ウッドバッグに薪を積める&出す作業が必要になるからそのまま薪棚に詰むより手前がかかる。
■ヒートカバーが風等で破れる事があるから、定期的に状況確認が必要で、破れたら新たに掛け直しが必要。
等の欠点もあります。
しかし、もともとフォークリフトを使って作業を行う仕様で作られているので、重機を持っている薪屋さんなんかは袋毎に管理が出来て効率が良いそうです。
重機無しで個人でやる場合はバッグに薪を入れる作業と出す作業が余計ですね、、
でも自分の場合は仮置き場に井桁積みにしてるから、バッグにポイポイ放り込めるのはだいぶ時間短縮になり、利点があります。
まあ、ビーニールハウスによる薪の乾燥に近いやり方なんだと思います。
約半年で含水率が下がる点(上部〜下部でムラ有り)も魅力的ですが、自分の場合はサイクルが3年なのでむしろカビ対策の為だけに導入したという訳です。
今年の秋には結果がでるのでまた報告させていただきます。
あと、ウッドバック&ヒ-トカバ-のやり方って文章ではイマイチ解りづらいから、そのうち動画でUPするかもしれません。
それと、こうして薪のカビ問題の為に色々と調べる中で、やはりビニールハウスによる薪乾燥が非常に魅力的である事が改めて分かってきました。
何年先になるか分からないけど、薪乾燥用のビニールハウスを必ずゲットします。
ではまた次回