PANADERO イスラの使用感【1】
先日の日曜はクヌギの伐倒で山に入ってました
斜面での作業で身体がボロボロです笑
こんばんは薪ブログです
今シーズンから我家を暖めてくれているパナデロ社のイスラについて、実際に我家で焚いてみた使用感を書きたい。
率直に良いストーブだと感じながら毎日焚いている。
6月にストーブの入れ替えを行い我家にやってきたイスラだが、今シーズンはまだ始まったばかり。11月後半の現在までの印象だが、我家の環境にマッチしたストーブだ。
気になる部屋全体を暖める暖房性能と薪の燃費に関しては以前のストーブとほぼ同じだ。
以前使用していたオノストーブのジェニファも冬の間しっかりと我家を暖めてくれていた。
リビングが吹抜け22坪という広い空間を暖めなければならない我家の環境で、本気焚きをして2時間で部屋全体の室温上昇5℃を目安に焚いてきたが、イスラでもそれは同じで薪の投入量もまた同じぐらいだ。
イスラの方が横長の形だから大きく見えるが、実は二つのストーブは炉内容積がほぼ同じだからストーブから発する熱量も同程度となるのだろう。ジェニファは40センチの薪を井桁で組めたのに対してイスラは横方向に最大70センチの薪が入るとはいえ奥行き方向は狭い炉内となっている。
ただイスラの個性として、部屋全体の室温上昇以外にストーブ前面への強い輻射熱があり、この点が我家の環境にマッチしていると感じている。
この前面への輻射熱はストーブ炉内に覆われているバーミキュライトによって生まれているのだが、ストーブを着火してから約30分後にはストーブから3.7m離れたソファーに座っている私に輻射熱が届いてくる。
これは部屋の実質温度とは別の体感温度であり薪ストーブの有り難さをより感じられる温もりだ。
ただし、この輻射熱に関しては注意点も同時についてくるだろう。
それはその家の環境にマッチするかどうかという点だ。
我家におけるリビングの広さとストーブ本体の設定位置では非常にありがたい前面への輻射熱だが、他の家では当てはまらない場合があるだろう。
例えばストーブのガラス面から2メートルぐらいが家族ダンランのスペースだとしたら熱くて居れたものではない笑
寒い外から帰ってきて急いでストーブにあたるって事はよく有る光景だとは思うが、その時はその2メートル以内の範囲は天国のような空間だろう。
しかし、生活しながら寛ぐ空間としては暑過ぎる笑
イスラの導入を考えている方がいるなら、狭いリビングだったり、または生活空間がストーブ前面から2m以上離れた環境でないと逆に不快となってしまう可能性も考慮しなければならない。
まあでもそこら辺は設置してくれるストーブ屋さんがしっかり考えてくれて機種の選択を含めたプランニングをしてくれるんだろうけど。
でもそれって贅沢ですよね、確実に暖かいストーブだという事です。
書きたい事は沢山あるが長くなるので続きはまた次回
次回はこのトーブを扱っているPANADERO JAPANが採用しているドラフトスタビライザーについて書いていく。