柄の交換 ヘルコHR-1(スプリッティングマスター)
ボロボロになった柄を遂に交換した
こんばんは薪ブログです
薪割り用に初めて買った斧はヘルコHR-1だった
最初の一本にオススメ!!とか言われるヘルコスプリッティングマスターの正当な上位機種というか本家であるHR-1だが、はっきり言って最初の一本にはオススメできる斧では無い!
理由は下手くそが扱うと柄を傷めるから↓
買ってすぐにボロボロになってしまっていた、、、全くもって最初の一本にオススメ出来ない!嘘つき!!
最初の一本にオススメの斧はフィスカースのX25もしくはX27だ。
交換用の柄を買ったりしてるとグレンスの斧が買える金額になるじゃねーかコノヤロー!!
しかし無知だったからHR-1を買った。
斧自体はバランスが良くて薪も気持ち良く割れてルックスも好みだから愛着はかなりあるけどね。
約1年、ダメージを受けた部分を補強したりしながら使ってきたが遂に柄の限界を迎えのだ。
写真でわかるだろうか?縦にバッチリ亀裂が入っていつボキッ!っとなってもおかしくない危険な状態。
そこでもうだいぶ以前から買ってあった交換用の柄と交換したのだ。
交換手順↓
上の写真は交換直前の様子
ゴム板をホースバンドで固定した補強方法を以前このブログでも紹介したが、アレは駄目だった、、、
最終的にアルミの針金を巻いていたがコレが一番柄を保護してくれていたように思う。オーソドックスだがやはり皆がこの方法をよくやってるのは頷ける。
まずは既存の柄を斧頭から外す作業だが、コレが1番大変!!2時間ぐらいかけてやっと外す事が出来た、、、
インパクトドリルを使って写真のように穴を開けるのだが、ドリルの刃を3つ駄目にしてしまった。硬い!楔が打ち込まれてギチギチに締まったこの部分はめちゃくちゃ硬い!
ドリルの刃が全て駄目になって最終的にとった方法がガスバーナーで炙って燃やすという方法だった。丸い楔を熱するイメージでしばらく炙ってからペンチでグリグリすると楔がとれてくれた。
真っ黒焦げ笑
斧頭との分離が完了してしまえば7割方作業は完了したと思っていい。
新しい柄を用意して↓
まずは斧頭に入れる、っていうか打ち込む。
個体差があるのだと思うがこれが結構ビチビチのサイズ感で大きめハンマーで叩きまくってやっと斧頭に柄が入った↓
ここから新しい柄に付属してる木の矢を真ん中の割れ目に打ち込むのだが、え?はいるの?ってぐらい観た目に余裕が無い笑↓
でも安心して下さい、入りますよ↓
はみ出た矢をノコギリで切り落として↓
最後に円形のクサビを打ち込みます↓
コレがまたまた硬かった!!
個体差はあると思うが中々入っていかないからハンマーでバンバン叩いて筋肉痛です笑
まあ抜ける事はないやろうな笑
でもなんとか完成!↓
しかし!ここでは終わらない!!
てか終わらせる訳にはいかないのよ、また同じことの繰り返しになるからさっそく補強です↓
アルミの針金で巻いて、両サイドの遊んだ針金の先っぽをホースバンドで固定。
因みになぜアルミの針金かというと柔らかくて巻きやすいから♪
その反面ネジるとすぐに切れるから端部はバンドで巻いたといったとこです。
納得の仕上がり
今度は1年以上もってくれそう笑
因みに古い柄は↓
玉切りして薪になって貰いました笑
既にこの日の夜には火葬して成仏してもらった。約20㎥の薪を割ってくれた柄に感謝しながら温まりました。
また次回