半年乾燥の薪を焚く【3】
半年乾燥の薪(シイ)を焚く為にやった事がある、それは薪を更に細かく割る事。
薪ストーブ初心者である自分は今年の3月から薪集めを開始した。
薪ストーブ1シーズン目は購入した薪を焚いた。
そして2シーズン目は自分で作った薪を焚こうとしている。
はっきり言ってワクワクしてしょーがない笑
本題に戻って今回の記事は薪のサイズについて、、、
繰り返しになるが今年の3月から自分で薪を割り始めたのだが、そのサイズが少々大きかった。
色々と調べてみると理想的な薪の中割サイズは1辺が8cm以下と言う事が最近わかった。
全てでは無いが自分はその倍ほどのサイズで薪割りをし薪棚に積み上げて乾燥させてきた。
サイズ的には大割という事になる。
当たり前だが大きく割った薪よりも小さく割った物のほうが乾燥を必要とする内部の容積が少ないのだからその分乾燥が早い。
例えば全て割り箸程度の大きさに割れば一瞬で乾くだろう。(そんな事しないけど笑)
あと、大事なのが8cmぐらいの中割と大割とでは燃焼効率が違うとの事なのだ。
中割の方が完全燃焼しやすくストーブの温度が上がりやすい。
大割の方が火持ちするから大割派の薪ストーバーも沢山いるのだが、実は大割の薪は空気を沢山入れてやらないと燃えにくいからどんどん暖かい空気が煙突から逃げてしまい温度が上がりずらく不完全燃焼を起こすからガラスも煤けやすいらしい。
つまり火持ちが良いのは完全燃焼しずらいからという側面もあるようだ。
例を上げるとタウンページを燃やす事を思い浮かべて欲しい。
あの分厚い本をそのまま燃やそうとしても中々燃えるものではないし、燃やすなら数ページづつちぎって燃やすでしょ?
それが薪に例えると大きく割るか適度に小さく割るかによって燃焼効率が変わってくるということだ。
そんな事もあって9月下旬に積んであった大割を半分に割り、また薪棚に積み直すというクソめんどくさい作業を行った。
そして半分に割る際に含水率計をぶっ刺して測ったのが前回の記事で書いた含水率だった。
最初から小さめに割っとけば断面積が増える分乾燥ももっと早かっただろうに、、、
まあ良い勉強させてもらいました。
写真は樫だが一辺8cm程度というのは大人の手で持った時2辺に指がわまるぐらい?四角く割った場合も同じ事。
これから薪ストーブを導入し自分で薪を作る方は参考になるのではないでしょうか?
一辺8cm以下程度に割れば乾燥も早く燃焼効率も良い♪
焚くまでに2年以上の余裕がある方は少々大割でも乾くでしょうが、まあ薪ストーブ初年度からそんな例は稀でしょう、、、
では今回はこのへんで失礼します。
次回は半年乾燥の広葉樹を焚く作戦!!その2です
ではまた次回