薪の2年乾燥にこだわる必要は無い
薪の理想的な乾燥期間は2年
こんばんは薪ブログです
タイトルの
【薪の2年乾燥にこだわる必要は無い】
ドキッ!!っとするタイトル!
やはり2年乾燥は理想的です笑
しかし、1シーズンで焚く薪の全てが2年乾燥で無くてもいいのです。
2年乾燥は焚付けから最初の熾を作るまででよいのです。炉内に熾が出来てからは半年乾燥でも良く燃えます。
炉内に熾が沢山あれば多少乾燥が甘くても煙突も汚れ難いでしょう、それは焚いていて感じます。煙もそれほど出ません。
例えば、1シーズンの薪消費量が10㎥であれば半分が2年乾燥で、残りは半年以上の乾燥期間が有れば良いと思います。
現在の我家の焚き方↓
最初に炉内に組む薪は乾燥期間1年半以上の含水率20%以下の薪で、まず熾を沢山造ります。
追加薪は半年乾燥程度のコロ薪を使ってます。
多少火付きは悪い感じはありますが、炉内に熾がしっかり敷き詰められている状態であればしっかり燃えてストーブ温度もガツンと上げてくれます。
枝薪も同じ考え方で良いと思います。
枝薪って乾燥にめちゃくちゃ時間が掛かるから敬遠されがちだし、実際に2年乾燥させても木口から泡を吹くって話しを良く耳にする。
だからって枝薪を3年とか薪棚に保管するのって、凄く効率悪いですよね、、、
だから自分は枝薪に関しては追加薪でしか使用しないと決めてます。
そうすると半年乾燥でも使えるし、むしろ枝薪って凄く大活躍してくれますよ!
騙されたと思って半年乾燥以上の手首サイズ以下の枝薪を追加薪として5、6っ本入れてみて下さい、もの凄い火力でしっかりとストーブ本体温度を上げて、その枝薪の熾は極上です。
特に樫の枝薪は絶品です。
ブログやSNSの投稿を見てると『2年物の在庫が底をつきそう、、、』など良く見かけるけど、2年乾燥の薪は最初の焚付けだけで使ってれば、それほど減らないのではないでしょうか、適材適所というヤツですね。
今日が12/6、今シーズン始まって約1カ月半が過ぎましたが我家の追加薪は全て半年〜1年半乾燥のコロ薪です。
お陰で含水率20%以下の通常薪が全然減りません笑
我家のコロ薪小屋↓
※↑ここを空にする為にコロ薪を焚いてるのですが現在約半分を消費しました。
コロ薪は収納スペースに困るので早め消費したいのですが、このルーティーンでいけば悩み解決です。
今現在作ってる薪は2、3年後に焚く事になりますが、今作ってる薪の端材であるコロ薪は来期に追加薪として使用するサイクルで良いのです。
※因みに↓こちら今朝の写真ですが、この山盛りの熾は全て半年乾燥の樫とケヤキの大きめのコロ薪です。
めちゃくちゃ暖かかったです❤︎
ガラスも曇りません❤︎
炎が出なくなった熾は給気を絞ってもバッチリ暖かい。
全ての薪を2年乾燥っていうのは敷居が高過ぎます、、、
各家庭で保有している薪で乾燥期間が長い物と短い物を上手く使い分ければ色々と解決する問題があると思います♪
久しぶりに薪ブログらしい記事だ笑
ではまた次回