薪のカビ問題と対策【その2】
こんばんは薪ブログです
前回の記事から約2週間が経ちましたが、まだ梅雨は明けてません
さて、
薪のカビ対策として→★そもそも赤カビを発生させない方法
という下りで前回の記事が終わっていた訳ですが、その続きになります。
ではどうすれば赤カビが発生し難くなるのか?
★赤カビを発生させ難くする方法【その①】
色々と勉強した結果、どうやら薪に発生するカビの原因は樹液にあるという事が分かった。
樹液に含まれるタンパク質などの成分をカビが好むらしい。
はい、このブログを読まれている変態な方々ならもうお判りかと思いますが、
そうです、雨晒し!
かの有名な雨晒しで表面の樹液を落としてから薪棚に入れれば赤カビは発生し難いという事が判った。
雨晒しにするつもりが無くても薪棚に積むまでに屋外に放置されるタイミングがあるわけで、雨が降り薪から赤茶色の液体が流れ出す事は皆さん経験があると思いますが、アレが樹液なわけです。
◼️雨晒しの期間について
雨晒しの期間については各地域によって異なるとは思うが、私が住んでいる高知県は雨が多い地域なんで雨晒しにする期間はある程度短くても良いのかも知れない。
ただし、今回紹介したカビだらけの薪達も雨晒しになっていなかった訳ではない。
1月に割った物だが1回の薪割りで約1立米のクヌギを全て斧で割る事は出来ないから薪棚に積む迄に何度か雨に晒されている。
でも1月の雨はそんなに強く降らないし、雨が薪全体に満遍なく当るわけでない。
とりあえず来シーズンの薪作りでは割った薪達は井桁積みにしてGWを目処に屋根を掛けてみようと思っている。
★赤カビを発生させ辛くする方法【その2】
風通しの良い環境で薪を乾燥させる
↑超当たり前の事だが何故あえて書くかと言うと、今回の赤カビ大量発生の薪達を積んでいる我が家の薪棚が風通しが悪いかというと?
決してそうでは無いと思っていたし、実際にそれ程悪くは無い。
薪棚は南向きの陽当たりの良い場所にあり、周りに特に風を遮る物もない、と思っていた。
でも、ここ高知の我が家の環境ではそれでも足りなかったのだ。
その証拠に住宅地から離れた場所に井桁積みにしてある薪達には赤カビは見られない↓
※当然跳ね返った雨が当たって木口が黒ずんだりはするのだけど、前回の記事に理由は書いたが黒カビ青カビは全然良いのです。
この違いはきっと周りに風を遮る物が無いからだと思う。
自宅の薪棚が南向きで風通しが良いと思っていても、まず自宅自体が風を遮っているし、田舎だが住宅地だから、風が通る方向が限定されているのだろう。
でも来シーズンからは1年以上写真の仮置き場で井桁積み乾燥させた薪を自宅の薪棚に積む事になるからこの点はクリアする。
これに雨晒しをコラボして二段構えの対策だ。
★カビの発生しやすい樹種↓
あくまで自分の経験した範囲の限定された樹種になるが勝手に発表させて頂きます。
第1位 クヌギ
第2位コナラ
第3位サクラ
★カビの発生し難い樹種↓
第1位シイ
第2位カシ
シイはダントツだと思う。
では最後に前回の記事で載せたカビの状況が現在どうなっているかについて、、、
これから貼り付けるカビの画像をはモザイクをかけなければならないほど見る人によってはショッキングな物かもしれません
予めご了承ください笑
前回の記事について沢山のアドバイスを頂きました。
コメントして下さった方々ありがとうございます。
では
現在は更にパワーUPしてこんななってます↓
えげつなー
乾燥すれば消えてくれる青カビだらけと思いきや
寄ってみると↓
厄介な赤いカビもびっしり増えてます、、、、
高知の湿気凄いでしょ?笑
これだけカビに覆われてると乾燥の妨げになるのでは?と心配になってしまうレベル笑
赤カビなんてこの状態でダマになって残りますからね!しかもよーくみると導管の位置に点々と赤カビはあるのです!怖い!!
前回の記事にも書きましたが、1月に伐採して1月中に割った半年乾燥のクヌギですよ!?
そしてそして、
この薪達をどうにかしたいと思い、、、、
なんと!
なんとなんと!!
↑現在薪棚から出して雨晒ししております笑
クッソ面倒臭い作業です
写真の上に積んである赤っぽい薪がクヌギで、下の方にある黄色っぽいのがコナラです。
どうですか?この薪愛(笑)
今から1カ月ほどこの状態にしてやろうか思ってます。
前回の記事にてコメントでアドバイス頂いた高圧洗浄器も友達に借りられる事になったから、薪棚に戻す前に取れて無いカビがあればやってみようと思う。
ブログを書いている現在
外は土砂降りです。
何故か土砂降りが嬉しいというおかしな状態に陥ってる笑
薪って楽しいな♪
また次回