薪の含水率 【18ヶ月乾燥】
こんばんは薪ブログです。
10月になりました
薪ストーブシーズンにいつ突入するのかソワソワしてお尻の穴がヒクヒクする季節。
そして10月といえば!
そうです薪の含水率計測ですよね♪(アンタだけだから笑)
この薪ブログではこれまで薪の含水率について定期的に記事にしているので是非過去の記事も参照して頂きたい。
★乾燥期間6ヶ月の記事⇒半年乾燥の薪を焚く【2】 - 薪ブログ
★乾燥期間12ヶ月の記事⇒薪の含水率【1年乾燥では】 - 薪ブログ
自分で薪を集め始めて約19ヶ月が過ぎました。
そして先日そんな薪達の含水率をビシッと測ってきましたよ♪
今シーズン主に焚く薪達は現時点で乾燥期間14〜18ヶ月になります。
今回計測したの樹種は↓
エノキ、桜、樫の3種類の薪達
当たり前ですが、改めて割って中身の含水率を計測します。
そして計測するのは各樹種毎に2本づつ。
※薪の理想的な含水率は20%以下といわれている。
では早速
まずは14ヶ月乾燥のエノキちゃんから
一本目↓
19%!合格
※含水率計の針は自立する程度までグッと差し込んでます。
2本目↓
20%!ギリギリ合格
続いて乾燥期間18ヶ月の桜ちゃん
1本目↓
20%!ギリギリ合格
2本目↓
18%!合格
そして続いては、、
樫様です
乾燥期間は18ヶ月
一本目↓
24%!不合格!!
2本目↓
24%!不合格!!
さすが樫様!
乾燥に2〜3年かかると言われる薪界のエンペラー的存在。
乾燥期間18ヶ月ごときで乾くわけねーだろコノヤロー!!!
でも4月に計測した時は28%だったから少しずつ乾燥が進んでいる事が確認出来て安心♪
因みに今回計測している薪達は少し大き目の中割を割り直りして測ってます。
今年の夏は天気が悪くて、っていうかつい先日の台風18号が過ぎるまでまともに晴れた日が本当に少なかった、、、
そんな条件で薪の乾燥具合に不安があったが、なんとかシーズンインに間に合いそうだ。
クヌギ(18ヶ月乾燥)も測りたかったが、薪棚から抜き取るのが困難な場所にあったから、また後日測ってみたいと思っている。
ではまた次回
ケヤキとの格闘
こんばんは薪ブログです
以前の記事で、
薪の割辛さランキングなるものを書いた事がある。
そのランキングで堂々の第3位にランクインしていたケヤキ。
この度幹回り40㎝級のケヤキをゲットした。
当然だが斧では全く歯が立たないわけで、、、
チェーンソーで半分に切っても全く歯が立たない笑
最終的にほとんどチェーンソーで切り刻んだ笑
直径20㎝以下の物は斧でも良く割れてくれるんやけど、、
これ程大きなケヤキは滅多に手に入らないので薪割り台も作りましたよ
暑い中の薪割りは重労働だし汗だくの作業で不快度もMAXだけど、終わってからシャワー浴びた時の快感がやめられない♪
登山から帰ってきて温泉入る感覚に似てますね。
シーズンインまであと約2カ月♪
また次回
薪のカビ問題と対策【その2】
こんばんは薪ブログです
前回の記事から約2週間が経ちましたが、まだ梅雨は明けてません
さて、
薪のカビ対策として→★そもそも赤カビを発生させない方法
という下りで前回の記事が終わっていた訳ですが、その続きになります。
ではどうすれば赤カビが発生し難くなるのか?
★赤カビを発生させ難くする方法【その①】
色々と勉強した結果、どうやら薪に発生するカビの原因は樹液にあるという事が分かった。
樹液に含まれるタンパク質などの成分をカビが好むらしい。
はい、このブログを読まれている変態な方々ならもうお判りかと思いますが、
そうです、雨晒し!
かの有名な雨晒しで表面の樹液を落としてから薪棚に入れれば赤カビは発生し難いという事が判った。
雨晒しにするつもりが無くても薪棚に積むまでに屋外に放置されるタイミングがあるわけで、雨が降り薪から赤茶色の液体が流れ出す事は皆さん経験があると思いますが、アレが樹液なわけです。
◼️雨晒しの期間について
雨晒しの期間については各地域によって異なるとは思うが、私が住んでいる高知県は雨が多い地域なんで雨晒しにする期間はある程度短くても良いのかも知れない。
ただし、今回紹介したカビだらけの薪達も雨晒しになっていなかった訳ではない。
1月に割った物だが1回の薪割りで約1立米のクヌギを全て斧で割る事は出来ないから薪棚に積む迄に何度か雨に晒されている。
でも1月の雨はそんなに強く降らないし、雨が薪全体に満遍なく当るわけでない。
とりあえず来シーズンの薪作りでは割った薪達は井桁積みにしてGWを目処に屋根を掛けてみようと思っている。
★赤カビを発生させ辛くする方法【その2】
風通しの良い環境で薪を乾燥させる
↑超当たり前の事だが何故あえて書くかと言うと、今回の赤カビ大量発生の薪達を積んでいる我が家の薪棚が風通しが悪いかというと?
決してそうでは無いと思っていたし、実際にそれ程悪くは無い。
薪棚は南向きの陽当たりの良い場所にあり、周りに特に風を遮る物もない、と思っていた。
でも、ここ高知の我が家の環境ではそれでも足りなかったのだ。
その証拠に住宅地から離れた場所に井桁積みにしてある薪達には赤カビは見られない↓
※当然跳ね返った雨が当たって木口が黒ずんだりはするのだけど、前回の記事に理由は書いたが黒カビ青カビは全然良いのです。
この違いはきっと周りに風を遮る物が無いからだと思う。
自宅の薪棚が南向きで風通しが良いと思っていても、まず自宅自体が風を遮っているし、田舎だが住宅地だから、風が通る方向が限定されているのだろう。
でも来シーズンからは1年以上写真の仮置き場で井桁積み乾燥させた薪を自宅の薪棚に積む事になるからこの点はクリアする。
これに雨晒しをコラボして二段構えの対策だ。
★カビの発生しやすい樹種↓
あくまで自分の経験した範囲の限定された樹種になるが勝手に発表させて頂きます。
第1位 クヌギ
第2位コナラ
第3位サクラ
★カビの発生し難い樹種↓
第1位シイ
第2位カシ
シイはダントツだと思う。
では最後に前回の記事で載せたカビの状況が現在どうなっているかについて、、、
これから貼り付けるカビの画像をはモザイクをかけなければならないほど見る人によってはショッキングな物かもしれません
予めご了承ください笑
前回の記事について沢山のアドバイスを頂きました。
コメントして下さった方々ありがとうございます。
では
現在は更にパワーUPしてこんななってます↓
えげつなー
乾燥すれば消えてくれる青カビだらけと思いきや
寄ってみると↓
厄介な赤いカビもびっしり増えてます、、、、
高知の湿気凄いでしょ?笑
これだけカビに覆われてると乾燥の妨げになるのでは?と心配になってしまうレベル笑
赤カビなんてこの状態でダマになって残りますからね!しかもよーくみると導管の位置に点々と赤カビはあるのです!怖い!!
前回の記事にも書きましたが、1月に伐採して1月中に割った半年乾燥のクヌギですよ!?
そしてそして、
この薪達をどうにかしたいと思い、、、、
なんと!
なんとなんと!!
↑現在薪棚から出して雨晒ししております笑
クッソ面倒臭い作業です
写真の上に積んである赤っぽい薪がクヌギで、下の方にある黄色っぽいのがコナラです。
どうですか?この薪愛(笑)
今から1カ月ほどこの状態にしてやろうか思ってます。
前回の記事にてコメントでアドバイス頂いた高圧洗浄器も友達に借りられる事になったから、薪棚に戻す前に取れて無いカビがあればやってみようと思う。
ブログを書いている現在
外は土砂降りです。
何故か土砂降りが嬉しいというおかしな状態に陥ってる笑
薪って楽しいな♪
また次回
薪のカビ問題と対策【その1】
長雨の影響でカビが大量発生!!
こんばんは薪ブログです
梅雨に入ってからずーっと雨が降ってたから薪にビッシリとカビが生えた
※カビの写真満載の記事です、あらかじめご了承下さい。
ただアレですよ
キャ〜ッ♪薪ちゃんにカビが生えて気持ち悪い〜♪
とか騒いでる訳じゃないよ笑
自然乾燥の薪にカビは付き物で全然気にしてないのですが、、、、
いや、全然では無いけど笑
カビにも種類があってですね
主に私の家の薪棚の薪に付くカビは↓
黒カビ、青カビ、赤カビ
の3種類なのだが
黒カビと青カビは幾ら生えても良いんですよ!
何故良いかって、ただ薪が変色するだけで自分的には全くもって不具合は感じない。
むしろ木口が黒ずんだ薪がカッコイイとすら思うぐらいだ!
青カビに関しては確かペニシリンの原料?的な話しを聞いた事がある。
コレ↓が現在の薪に着いた青カビなのですが、胞子が繁殖してもっさりと生えてて気持ち悪いけど、コレは乾燥すれば自然と消えます、てか黒ずむだけ
こちら↓が1年以上乾燥させてる薪の木口
↑この薪達も伐採から最初の梅雨には黒カビ&青カビがビッシリ生えてましたが、時間が経てばただ木口が黒くなってるだけの薪となる。
因みに乾燥期間が1年を超えた現在では全く新たなカビは発生しない。
※黒カビは増えてるかもしれないがダマにならずただ黒く変色するだけ。
問題は↓この赤カビ
赤カビ大繁殖中!!
何故この赤カビが問題なのかというと、、、
赤カビはずーっとこのモッサリとしたまんま。
てかブログ書くにあたって色々ネットで調べたけど↑こんな酷いカビまみれの写真はどこにも無かったよ笑
コレはクヌギ達で、一応1月に伐採して直ぐに割ったものだから乾燥期間6ヶ月の物なんだけどね、、、
それでもこの有様とは可愛いそうでしょ?高知の梅雨の湿気半端ないから、、、
↓こちらは去年の梅雨に赤カビが生えて現在15ヶ月乾燥の薪だが錆びた様な色に変色してそのままカビの固体が残っている
でだね、
何故コレが問題かというと理由は3つほどあって
①手がカビ臭くなる
勿論この薪を薪棚から部屋に運ぶ時に掴まなくてはいけない訳だから、その時点で手が臭くなる。そしてその薪を今度はストーブ炉内に入れないないといけない訳だからまた臭くなる、、、
自分はその都度手を洗う
厄介だ
②室内でカビが舞う
この赤茶けて錆びの様になっているカビは完全に固まっている訳では無く衝撃を加えると粉を吹くのです、、、
例えば薪と薪同士をコンコンと叩いてホコリを落とす行為は皆良くやると思うけど、その時に粉を吹きます、、、
厄介だ
③身体に有害かも知れない
カビについて少し調べたのだけど、種類によっては毒性のあるカビも有り最悪の場合発ガン性物質を含むものも有るとか、、、
ただこの自分が赤カビだと思ってるのがそれに当たるのか分からないけど、、
でもそれを部屋の中に持ち込むのはやっぱり抵抗有ります、、、
厄介だ
そこでこの赤カビに対する改善策を自分なりに考えてみた、
【改善策その1】
◼︎薪をブラッシングしてから室内に入れる
このこびり付いた赤カビは薪同士をコンコン叩いても粉は吹くけど完全に取れない。
コレを取る方法としては原始的で手間がかかるがブラッシングしか無いと思う。
勿論そのブラッシングによって空中にカビが舞うからマスクをしなければならないのだが、、、
厄介だ
【改善策その2】
◼︎そもそも赤カビを発生させない
やっぱりコレ↑が大事ですよね
ではどうやったらそれが出来るのか?
ごめんなさい、
くっそ長くなるので続きは次回とさせて頂きます。
【実況】イスラ燃焼動画
こんばんは薪ブログです。
新しくパナデロ社イスラが我家にきてから、
もう4回焚きました
勿論窓は全開笑
まだまだ焚き方が全然解りません、、、
1次吸気と2次吸気がどのように操作レバーと連動しているのかも解りません。
ドラフトスタビライザーを開けるタイミングが解りません。
このストーブ炉内に合った35㎝薪の並べ方すら解りません。
まだまだ解らない事だらけで全く参考にならないかも知れませんが、
そんなイスラ焚きの実況燃焼動画を撮ったのでUPさせて頂きます。
まだまだ日本に来て間もないストーブであるパナデロ社イスラは現時点でとても情報が少ない、
来シーズンが終わる頃にはこのブログ内に参考になる動画や記事が満載されている事を目指して楽しみながらやっていきます!
ではまた次回
ストーブと煙突を入れ替えました
ストーブと煙突を入れ替えました。
こんばんは薪ブログです
ストーブの入れ替えならあり得そうな話だが、色々あってなんと煙突まで新しい物に交換しました笑
本日のブログでは我家の新しいストーブと煙突を紹介させて頂きます。
新たなストーブはパナデロのイスラ
なんと60㎝の薪が入る大型機
煙突はDINAK
出ましたドラフトスタビライザー
お世話になったのは地元の久礼ストーブさん
色々と相談に乗ってくれて丁寧な設備をしてくれました。
当然ながら入れ替えにあたって様々なストーブと迷ったわけで、
雑誌やらストーブ関連のブログなど読み漁って最終的にたどり着いた訳だが、やっぱりどのストーブにするか迷ってる時が1番楽しい笑
最終的にヨツールF500とイスラの2機種に絞りこんだ
沢山ある理由の中で1番の決め手は操作がオートマチックで家族誰でも扱い易いだろうという点だ。
正直、ストーブ本体の外観や焔の燃え方はF500の方が好みなのだが、イスラには性能面でそれ以上のものを期待している。
その性能面についても色々と書きたいが今書くと無責任だから、来シーズンインしてからその暖房能力や燃費についても書きたいと思う。
アホだから早速慣らし焚きを行った、
秋まで待てばいいのに何故今慣らし焚きかというと今週末に知人を集めて御披露目パーティーを開催するからだ笑
まだ慣らし焚きだけだが少しレーポートすると、写真でもわかると思うが全て白い灰になり燃えカスが残らない。薪を少しだけ入れて温度も高くならないように焚いた慣らし運転でコレは期待が膨らむ♪
尚且つガラスの曇りは皆無♪
※扉の内側から撮影
因みに慣らし運転は煙突根元温度250℃程度、天板温度200℃程度、前面ガラス温度170℃程度で行った。
パナデロ社のストーブとDINAKの煙突についての詳しい情報はこちら↓
また次回
薪が、、、
薪の木口が並んでる姿が好きで気がついたら眺めている、、、
こんばんは薪ブログです
薪廃人でしょうか?
いや、違うな
薪オタク→薪変態→薪廃人
の序列でいけば自分なんてまだまだ薪オタクと薪変態の中間ぐらいだろう
上には上がいる(何を目指しているのか笑)
先日の事
午後から何もする事が無くて気がついたら薪の写真撮っていた笑
奥に見えてるGWに作った1.5㎥の薪棚も臨時収入の樫(アラカシ)で埋まった。
この薪棚1号に積まれてる木口が黒ずんだアラカシは去年の5月に割った物だ。
上の方にある綺麗な木口の物は今年の1月に割ったコナラさん。
中にはウバメガシもある
黒ずんだ木口も味があって愛着が湧いてくる。
我家は高知県の山間部
梅雨〜8月の期間は本当に雨が多い
何日か雨が続くと薪の木口にはカビが生えて真っ黒になる
そんな黒ずんだ木口が更に乾燥してシルバーグレーになってくると何だかカッコいいとすら思う。
こないだの冬の間に割った薪達も夏が終わる頃には木口の黒ずんだカッコイイ薪に成長するだろう。
焚くのは2シーズン先だが、なんだか焚くのがもったいない気分に今からなっている笑
そうそう!
ドングリで植えたクヌギちゃんはどうなっているのか?
写真左下がそれですが
バッチリ発芽して成長してます♪
あと
実は薪ストーブと煙突を入れ替えました、
その事についてはまた後日紹介させて頂きます。
ではまた次回